他の猫に噛まれた傷の化膿

実家で飼っていた猫は大きなオス猫でした。体は大きいのですが気が弱く、自分の縄張りである実家の庭に野良猫や近所の猫が入ってきて喧嘩になると、必ずどこかを噛まれたり引っかかれたり、痛々しい姿になって戻ってきていました。
夏の暑い時期、珍しく激しく野良猫と喧嘩した後、右耳の後ろのあたりに毛がむしれて血が滲んでいる箇所が見られました。小さな傷だったのでその時は様子を見ればいいかと重い、消毒して傷薬を塗っておきました。
家族に傷を見せても、皆同じ意見で、放っておいたら大丈夫と思われました。
それから数日経つと傷の表面が乾いてきたので、もう大丈夫だと思い、後はあまり気にしませんでした。ところが1週間ほど過ぎたころ、猫がしきりに傷のあたりを気にして、前足でこするようにしているのに気づきました。傷の治りかけで痒いのかとも思いましたが、時間が経つにつれ傷をこする頻度が増え、少し食べる量も減ってきました。
心配になって動物病院に連れて行ったところ、傷の表面が乾いているように見えるのですが、内部が化膿していたことが分かりました。傷口から雑菌が入ったことと、暑さも原因だったようです。
処置は、塗り薬を塗ってもらい、抗生物質の飲み薬が処方されました。2日ほどは元気がなかったので心配しましたが、3日目頃から食欲も出てよく動くようになり、傷もきれいに塞がってきました。
特に暑い時期は少しの傷でも、放っておくとこのように化膿することがあるので、自己判断せず病院で診てもらうのが安心です。